大人になってからの勉強ってどこでやるのがいいんだろう?
会社からの指示や自己啓発、もしくは趣味などで社会人になってからも試験や検定を受験する方も多いのではないでしょうか。しかし本業が忙しいなか、目標としている試験に合格するのは思っている以上に大変です。そのような方々が合格するために大切なこととして、私は勉強する場所や環境がとても重要だと考えています。時間は確保したもののなかなか勉強が進まない、もっと効率良く勉強したい、という方向けに今回は勉強場所に関する記事を書いていきたいと思います。
社会人が勉強するための場所のオススメを紹介します!
社会人が勉強できる場所は?
私は行政書士になるべく、約半年の間生活の全てを試験勉強に全振りしていました。しかしながら、試験勉強を開始した当初は勉強の習慣がついていなかったこもありすぐに飽きてしまっていました。
『なんとか勉強に集中できるような場所がないものか…』そう考えた私は、近所で勉強できそうなスポットを見つけては試す、見つけては試すという放浪をしていた時期があります。放浪していた場所を列挙すると次の通りです。
- 図書館
- カフェ・ファミレス
- 公園
- コアワーキングスペース
- 漫画喫茶・ネットカフェ
- 無料自習スペース
それぞれの場所で実際に勉強をしてみて分かったことは、それぞれに良い点と悪い点があるということです。それらの場所に関して、その特徴や良い点悪い点を見ていきましょう。
図書館
私が勉強場所として一番先に思い浮かんだのが図書館でした。図書館の良いところとしては無料なところです。館内も静かな雰囲気で環境も整っています。
しかしながらこのコロナ禍で状況が変わってしまっているようです。実際に私の住んでいる近くの図書館は、持ち込みの勉強は禁止されてしまいました。図書館にある本を読むための机となり、長時間の滞在も避けてほしいとの掲示がされておりました。各図書館ごとにコロナ禍でのルールがあると思いますので、事前に利用上のルールを確認したうえで上手に利用するようにしましょう。
カフェ・ファミレス
カフェやファミレスはオススメできません。そもそもが勉強するための場所ではなく飲食のための場所なので、お店の方の迷惑となってしまいます。がっつりと教科書とノートを広げて、長時間勉強できる場所ではありません。比較的短時間でコンパクトな書籍を読む程度なら問題ないと思いますが、食事代がかかることや、雑音が多いことなども考慮するとオススメはできません。
公園
公園は天気の良い日に散歩がてら煮詰まった頭の中を整理するような気分転換には最適な場所です。しかしながら机は無く基本ベンチなので、教科書・ノートを広げることはできません。携帯の学習アプリ等での勉強はできますが、集中して長時間勉強するには不向きでしょう。
コアワーキングスペース
静かな雰囲気でがっつり勉強するには最適な場所だと思います。悪い点としては料金がかかるという点です。料金はそれぞれだと思いますが、長期間の受験勉強を毎日コアワーキングスペースを利用するとなると難しいと思います。実際に私も半年間毎日コアワーキングスペースを利用できるような金銭的余裕はありませんでしたので、ここぞというときにだけ利用していました。
漫画喫茶・ネットカフェ
漫画喫茶は個人的なスペースを確保できるというのが良い点だと思います。しかしながら私には誘惑が多すぎました。すぐそこに漫画がある。ちょっと暗い。いつの間にか寝てしまう。など私は集中することができませんでした。そのような誘惑に強い方であれば問題無いと思います。さらにマイナス点としては料金がかかる、机が狭いなどが挙げられます。
無料自習スペース
私が自宅以外で一番勉強していた場所が、無料の自習スペースです。私が行っていた無料自習スペースは市が運営している公共施設で、机といすが置いてあり誰でも利用できます。私以外にも資格試験の勉強で毎日通っている方もいらっしゃいました(その方は社労士を目指していた方でお互い励まし合ってました)。もしお近くにこのような施設がある場合にはぜひ活用してみて下さい。
欠点としては15時以降になると中学生・高校生も利用に来るため、騒がしくなってしまう点です。また、大人である私が毎日そこにいるということで、正直、若い人の目が少し恥ずかしいと感じていました。(全然恥ずかしいことでは無いと思いますが…!)その辺が全く気にならない心の強い方なら、最適な場所であると言えます。
最強の勉強場所は自宅!移動時間ゼロ、必要な本がそこにある!
自宅での勉強の良いところ
色々と彷徨った挙句、結局最後に落ち着いたのが自宅でした。自宅学習の良い点は次の通りです。
- 勉強場所までの移動が無い
- いつでも必要な本が手に取れる
- 無料
- 雑音が無い
- 机いっぱい広げられる
自宅での勉強は当然ながら移動時間というムダがありません。究極は朝起きた直後から寝る直前まで勉強できます。また辞書や参考書など重い書籍は、外出する際にはあまり持ち出すことができません。そのような書籍が見たいときに見れる最高の場所が自宅なのです。その他、外出先でデメリットとなる点が、自宅での勉強にはほぼありません。
自宅学習で注意する点
自宅学習で唯一の欠点は、誘惑が多いという点です。誘惑に関しては、今まで説明してきたどの勉強場所よりも多いでしょう。
私も当初はその誘惑に負け、なぜか爪を切ったり、部屋を掃除したりと、勉強以外のことをやりたくなってしまっていました。自宅学習で注意する点としては、それらの誘惑を視界に入れないことです。勉強部屋(最悪は勉強机)には、気が散ってしまうようなものは置かないようにしましょう。最初は苦しいと思いますが、習慣がついてくればこっちのものです。私は1週間ぐらいで、外のどの場所よりも集中できるようになりました。
まとめ(社会人が勉強できる場所は多くない)
本記事では、社会人の方々が集中して効率よく勉強するための場所について説明しました。
大人になってからも勉強するのはとても良いことだと思いますが、いざ勉強場所を探してみても、大人が勉強できる場所は多くないというのが感想です。
なお本記事では最終的に自宅での勉強を薦めましたが、集中できる環境というのは人それぞれだと思います。本記事を参考にして、自分に合った勉強場所を見つけて自分の目指す資格・試験を突破できるように頑張って下さい。